長期間のバックテスト結果
EAの成績を見るには
バックテストの結果が出ていることが必要です。
モデリング品質の目安
バックテストは
ローソク足データが精密でないと意味がありません
MT4のヒストリカルデータを使ったものでは信頼はかなり低いです
EAのバックテストには、デューカスコピーのTick Data Suite(TDS)を使われることが多いです
TDSは有料のデータですが、精度が高いことで有名でこれが使われていると信頼できます
見分け方としては
バックテストの「モデリング品質」を確認します
99.90%
であることが目安になります
その場合、期間も重要で最低でも5年以上のものが理想です。
EAでも裁量トレードでも、
成績を見るには長期的に考える必要があり、
短期間なら高成績を出すことは可能だからです。
例えば、
ナンピン系のEAは
1か月で数十パーセントの利益を出せるものも多いです。
しかし、こういったEAは、
短期的に利益を積み上げてもEAが破綻する確率が高いのも特徴です。
こういう意味でも
バックテストで長期間の成績を見る必要があります。
その上、
色々な相場を経験している上でも
生き残っているEAかどうかを見極めるためにも、
長期間のデータは必要なのです。
以上の2点の理由から、
・バックテストの期間は、長期間であること
が大事です。
では
どのくらいの期間が必要なのかというと
最低5年以上
10年程度あれば
信頼できると考えて良いでしょう
そのくらいあれば
様々な経験をしている上での成績になります
たとえば
コロナウィルスが蔓延したころ
特殊な相場になりましたが、
その期間だけ稼げるEAなども
出回っていましたが、現在は勝てません
このように、短期間だけ稼げるEAなのか
そうではなく、長期的に稼げるEAなのかを見極めるためには
約10年と考えます
それだけの期間があれば
成績の良い時期、悪い時期、全てを包括した全体の成績を分かります
プロフィットファクターの目安
プロフィットファクターとは
総利益÷損損失
です
この数値が
高ければ高いほど
成績が良いのですが
あまりにも高い数値
(プロフィットファクター4以上)は
EAを最適化している可能性があり
信頼できません
先ほどの続きで
プロフィットファクターが1.5~3
のEAはある程度信用ができ
今後も勝ち続ける可能性が高いと判断することができます
ドローダウンの目安
ドローダウンは
単利運用では「最大ドローダウン額」を、
複利運用では「相対ドローダウン%」を参考にすると良いです
最大ドローダウンとは
最大証拠金から何%が失われるかを示した目安の数値です
最大ドロータウンが20%を超えているEAは
危険です
ドローダウンは
低ければ低いほど、破綻する確率が低いですが
長期的なバックテストとなると
ある程度のドローダウンは経験するので
一桁なものは少ないですので
10%台なら問題ないでしょう
相対ドローダウンの目安は
一般的に60%以下が適切です
総取引数の目安
トレード期間は5年以上と
お伝えしましたが
トレード回数も多い方が当然、信頼度が高まります
100回以上は必要です
スキャルピングの場合は
取引回数が多く
デイトレ、スイングになると取引回数は少なくなりますので
多ければ多いほど良いとは言い切れません
ただし、数値に対する信ぴょう性を持たせるため
最低でも100回は無いと意味がないと考えるべきでしょう
スプレッドの目安
信頼できるデータとして
デューカスコピー社のTDSがありますが、
この場合スプレッドは、「変動」と表示されています
これなら正確なデータであると判断できます
極端に成績が良いものは
このスプレッドを低く設定してバックテストしてある可能性が高いです
例えば
スプレッド0pipsでやったバックテストと
スプレッド2pipsのものとでは
かなりの成績の差が出ることが分かると思います
証券会社によって
スプレッドが狭い所、広い所がありますが
最低、1pips以上(バックテストの表示では10以上)
または
変動です
それよりスプレッドが低い場合は
故意に成績を良く見せようとしている可能性が高いので注意が必要です
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